技術論文(特許出願論文)
技術論文 〔特許出願論文〕
【出願番号】2003-363862(P2003-363862)
【公開番号】2005-037867(P2005-37867A)
【発行国】日本特許庁
【出願人】岡本幸裕
【発明者】岡本幸裕
【出願日】平成15年9月17日
【公開日】平成17年2月10日(2005.2.10)
【特許情報プラットフォーム|J-PlatPat】URL:
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
【発明の名称】記号化した対語の羅列により、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化を理論化する方法
【書類名】 特許請求の範囲
【請求項1】宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想を、記号等を用いて理論化することにおいて、記号化した対語だけを用い、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想を、自然科学、社会科学、人文科学の自然法則だけを利用して(利用してとは、自然科学、社会科学、人文科学の自然法則の定説だけを根拠にしてということである)、その記号化した対語を羅列化することで、限定的に、そしてコンパクトに理論化する技術。
【要約】
【課題】宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想を、記号等を用いてコンパクトに理論化を可能とする。
【解決手段】記号化した対語だけを用い、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想を基に、自然科学、社会科学、人文科学の定説で根拠付け、その記号化した対語を羅列する事で、限定的に、そしてコンパクトに理論化を可能とする。
【選択図】図4(*図4は本論文の最下部に掲載)
【書類名】 明細書
【発明の名称】
記号化した対語の羅列化により、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化を理論化する技術
【技術分野】
【0001】
本発明は、人工知能等において、今まで不可能であった宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の一連の法則(段階)を、自然科学、社会科学、人文科学の自然法則の定説だけを根拠に、記号化した対語を用いて理論化しようとするものである。
【背景技術】
【0002】
言語を羅列化するということ、また言語の羅列において、次の「0003」、「0004」、「0005」段落で述べられる三種類の形態に分類できる。
【0003】
先ず一つ目は、規範法則を利用して言語を羅列化することである。因みに学校などでは規範文法として教えている。
【0004】
二つ目は、自然科学、社会科学、人文科学の自然法則だけを利用して(利用してとは、自然科学、社会科学、人文科学の自然法則の定説だけを根拠にしてということである)言語を羅列化することである。
【0005】
三つ目は、規範法則、自然法則のどちらをも根拠とせず、一般に無意味な言語の羅列と言われるものである。なぜなら、何かしらの法則を利用しておらず、人の心の働きや人間の精神活動だけで羅列されたようなものであるからである。
【0006】
というように、言語を羅列化するということ、また言語の羅列において、以上のように三種類の形態がある。
【0007】
そして、結論から先に述べれば、先の「0004」段落で述べられた言語羅列を活用すれば、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の一連の法則(段階)を理論化できうる可能性がある。なぜなら、その言語羅列に普遍性が見出せる部分があるからである。
【0008】
一方、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想は、古来より様々な形で論じられ、実証されてきている。だが、その宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想に、何らかの一連の法則があるとは論じられていても、記号を用いて体系的に理論として証明する術がなかった。また、現状も個別には詳細に研究されてはいても、一般人には「辞書による語彙定義だけである」と言っても良いほどの形式上のもので、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想に、一連の何らかの法則があるという考えについても古来より殆ど進展はない。相変わらず一般人には縁遠く、専門家だけのものであると言っても良い状況である。
【0009】
しかし、先の「0007」段落で述べたように、「0004」段落で記載された言語羅列を活用すれば、その何らかの一連の法則があるとは論じられていても記号を用いて体系的に理論として証明する術がなかった宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の一連の法則(段階)を、理論化できうる可能性が見出せうる。
【0010】
理由は「0007」で述べたとおり、その言語羅列に普遍性が見出せる部分があるからである。だが、数多ある言語を羅列化するとなると膨大であり、また複数の意味を持つ言語もある等で、その状況下ではとても理論化できうる状況ではない。また、それは逆に複雑怪奇な印象を与えてしまい、ますます一般人を宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想から遠ざけてしまうという欠点ともなりうる。
【0011】
そこで、記号化した対語だけを用い、実証された自然法則で根拠付け、その記号化した対語を羅列化する事で、今まで不可能であった宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想を、コンパクトに、そして限定的に理論化することが可能である。そしてそれはまたある意味において、各思想の内容理解を簡潔にし、一般人にも普段馴染みのある対語だけを用いた為に、難解な各思想に容易に親しめるという特徴をも同時に持つものである。
【0012】
図1は、記号化する対語の定義であり、図2は、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想の範疇に、自然科学、社会科学、人文科学の自然法則の定説だけを根拠にして、図1で記号化した対語を振り分けしたものである。図3は、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想の範疇に、自然科学、社会科学、人文科学の自然法則の定説だけを根拠にして、図1で記号化した対語を振り分けたものである。図4は、図2・図3での対語を、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化のそれぞれ思想の範疇で、更に詳細に根拠付けて羅列化したものであり、先ほど説明したコンパクト化に、そして簡潔化に成功したものである。
【0013】
そして図4での記号化した対語の羅列に、普遍性が見出せるのであれば、理論の定義に照らし合わせる事により、理論として成り立つことになる。つまり、自然法則を利用した理論となる。
【特許文献1】意願2002−12978号公報
【非特許文献1】般若心経 訳者 唐三蔵法師玄奘 645〜664
【非特許文献2】編訳者 丸善エンサイクロペティア大百科編集委員会
「丸善エンサイクロペティア大百科」丸善株式会社 1995
【非特許文献3】宮元啓一著「グラフィティ にんげん 謎事典 ブッタ」 光文社文庫 1998
【非特許文献4】定方晟著「須弥山と極楽 仏教の宇宙観」講談社現代新書 1973
【非特許文献5】窪徳忠著「道教の神々」平河出版社 1986
【非特許文献6】編著者 笹山晴生 義江彰夫 石井進 高木昭作 大口勇次郎
伊藤隆 高村直助 山川 日本史総合図録」山川出版社 1994
【非特許文献7】監修 成瀬治 佐藤次高 木村靖二 岸本美緒
編集 桑島良平 亀岡良平 石神一興 山崎茂 日下部公昭
「山川 世界史総合図録」山川出版社 1994
【非特許文献8】二間瀬敏史著「図解雑学 宇宙137億年の謎」ナツメ社 2003
【非特許文献9】磯部e三著「入門ビジュアルサイエンス 宇宙のしくみ」 日本実業出版 1993
【非特許文献10】八杉貞雄著
「よくわかる基礎生命科学−生物学の歴史と生命の考え方」
サイエンス社 2002
【非特許文献11】著者 オドン・ヴァレ 監修者 佐藤正英 訳者 遠藤ゆかり
「古代インドの神」 創元社 2000
【非特許文献12】著者 アーサー・コッテル 訳者 左近司祥子 宮元啓一
瀬戸井厚子 伊藤克巳 山口拓夢 左近司彩子
「世界神話辞典」 柏書房 1993
【非特許文献13】編集 坂出祥伸 『道教の世界を読む 「道教」の大辞典』
新人物往来社 1994
【非特許文献14】新村出編「広辞苑 第三版」岩波書店 1983
【非特許文献15】新村出編「広辞苑 第五版」岩波書店 1998
【非特許文献16】監修 松村明 編集 小学館大辞泉編集部「大辞泉」 1995
【非特許文献17】編者 旺文社 編集人 雨宮良夫 監修 尾上兼英
「旺文社 小学学習漢字事典」 1977
【非特許文献18】編者 旺文社 監修 赤塚忠 「旺文社 標準漢和辞典」
旺文社 1981
【非特許文献19】監修 遠藤哲夫 小和田顯 「旺文社 標準漢和辞典 第五版」
旺文社 2001
【非特許文献20】編者 赤塚忠 阿部吉雄 遠藤哲夫 小和田顯
「旺文社 漢和辞典 第五版」 旺文社 1993
【非特許文献21】編者 小林信明 「新選 漢和辞典 第七版」 小学館 2003
【非特許文献22】著者 山田克哉 「宇宙のからくり」 講談社 1998
【非特許文献23】監修 久能徹 松本桂樹 「図解雑学 心理学入門」 ナツメ社 2000
【非特許文献24】著者 岩田純一 吉田直子 山上雅子 岡本夏木
「発達心理学」 有斐閣 1992
【非特許文献25】監修 梅本堯 大山正 著者 御領謙 菊池正 江草浩幸
「最新 認知心理学への招待 心の働きとしくみを探る」 サイエンス社 1993
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
解決しようとする問題点は、人工知能等において、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想を、記号を用いて理論化できない点である。
【0015】
先に書き連ねた参考文献の一つ、非特許文献9の磯部e三(国立天文台助教授)著「入門ビジュアルサイエンス 宇宙のしくみ」を例にして、発明が解決しようとする課題を具体的に説明する。
【0016】
その文献は、「一章 宇宙の広がりとはじまり」、「二章 銀河の世界」、「三章 銀河系の構造」、「四章 星の世界」、「五章 星の誕生から死」、「六章 活動する太陽」、「七章 惑星系を見る」、「八章 太陽系の微小天体」、「九章 はるかなる地球外生命」、「十章 宇宙を見る目」、以上のように章を設けて宇宙論を展開している。それは物理学、天文学、化学などの自然科学で実証された根拠、また定説を根拠に論を展開し、内容的にも解りやすい図表などを用いて論展開を成す部分も多々ある。
【0017】
それは一章では宇宙を人の一生に例えて、ある時刻を境にして存在するとして説明するものである。また、量子力学の難しい図表を挙げて、何もない所から宇宙が存在する様になったことを理論的にも説明をし、次の二章でも惑星のある銀河系の誕生を、クェーサー3C273という銀河を実際に観察したものを解りやすい解説図として挙げて論を展開している。勿論、この一章、二章の章の設定にも、時間の流れを基礎とした合理的な論展開の仕組みをとっている。しかし、此処に一つの問題がある。この合理的な時間の流れを理論として現すことはなく、宇宙の成立の後は銀河の成立、次ぎに惑星の成立と、過程を追うように解説をしている。では何故、過程を追うように解説をするのか。
【0018】
何故なら其処には、統一的法則があると説明する技術が存在しなかったからである。また、過程として論を進める方が無難でもあるからである。それは理論が存在するのであるならば、どの銀河を見ても同じ結論を導き出せる筈だからである。しかし実際はそうではなく、銀河を見渡せば謎の多いブラックホールはある、球状の星団の塊だけの銀河もある、二つの星が互いを回りあう銀河もあるというのが現状で、とても其処には統一的理論があるとは、打ち出せる状況にはなかったからである。それに目を瞑っても、大まかに似た所があるという結論しか、とてもじゃないが打ち出せる状況にはなかったのである。それは多聞に、まだ宇宙論の解明が進んでなかったからでもある。勿論それ故であろう、人類は宇宙論を記号等で理論化することが出来なかった。しかし、またある意味に置いては、その不可能であるとも思われていた理論化を人類は永らくと待望していた。
【0019】
そして、この度の発明は、その人類が永らくと待望していた統一的法則があると説明できうる技術となりうる。
【0020】
更に、別の根拠を挙げて発明が解決しようとする課題を、もう二つほど以下に具体的に説明をする。先の説明と同じく、参考文献を挙げて説明をさせて頂く。
【0021】
非特許文献22の八杉貞雄(東京都立大学大学院理学研究科学専攻教授・理学博士)著「よくわかる 基礎生命科学」を例にして、発明が解決しようとする課題を具体的に説明する。その文献は、生命の考え方の時代ごとの認識から始まり、21世紀の生命科学がどうあるべきかまでを論じた文献である。生命科学の歴史認識では、宗教、倫理まで踏み込んで、論を展開して解説をしている。また、生命の誕生については、化石など実証となりうる物を挙げて論を展開し、進化論に至っても説の解説に留まらず、仮説から実証へ、そして定説となった時代の変遷までをも解説して論を展開している。この事から良質な生物学の解説書と言える文献である。
【0022】
では、この度の発明は生物学の範疇で何を解決したのか。その文献の第四章「人間の本質生命科学」の4.3「人間の特質」で、著者の八杉貞雄氏は次のように述べている。「人間とは何かという問いは、あらゆる宗教、哲学、文学、科学のもっとも根元的な問いであろう。また結局のところそれに答えることは、不可能であろうと、誰しもが認めているであろう。なぜなら、それはどのような分野の問いであるか、どのような問いかけであるかによって解答が全く変わってくるし、それぞれの問いにどのようなレベルで答えるかによっても、全く異なる解答が生まれるからである」と述べている。此処に発明が解決した問題がある。
【0023】
なぜなら著者が不可能とした問題を解決したのである。即ち、それはある意味において統一的解答を打ち出すことを可能としたからである。
【0024】
もしあらゆる学問の定説を根拠にして、記号化した対語の羅列が異なる見解が現れたとしても、この度の発明ではその問題点が一目で判別可能であり、また同様に羅列できない記号化した対語が現れた場合もその問題点が一目で判別可能である。この場合は、八杉貞雄氏の述べる「解答が全く変わってくる」に該当はするが、統一的解答を打ち出すためという前提の上でのことである。
【0025】
また、非特許文献25の監修 梅本堯 大山正 著者 御領謙 菊池正 江草浩幸の 「最新 認知心理学への招待 心の働きとしくみを探る」には、次のように述べられている。
【0026】
第一章 認知心理学の方法 1.4 情報処理アプローチの有効性と問題点において、「情報処理過程とは何らかの事象を記号化し、その結果生まれた記号を操作し、変換する過程であり、コンピュータによる情報処理はまさに記号処理過程である」と述べ、更に「コンピュータの誕生の基礎となった理論に、万能機械の理論がある。万能理論とは理論的に考えうるありとあらゆる記号処理の可能な理論的、抽象的な機械である」とし、「万能機械はすべての記号活動を実行しうるのであるから、人間の活動を記号化できればそれらをすべて実行しうるわけでる。このことは、心的活動を記号活動として捉えうるかぎりは、必ずそれをコンピュータ上で、物理的できごととして再現できることが理論的に保証される可能性を示唆している」と述べている。
【0027】
ここに発明が解決した問題がある。著者の御領謙氏 菊池正氏 江草浩幸氏が述べるとおり、ある意味において人間の活動を記号化し、コンピュータ上で物理的できごととして再現できることが理論的に保証される可能性を示唆したからである。そしてそれは、人工知能において大いに活路を見出すことが可能である。
【0028】
また、人類誕生、文明開化についても、先に挙げた三つの説明と概ね同じような理由である。
【課題を解決するための手段】
【0029】
本発明は、人工知能等において、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想を、記号を用いて理論化しようとする課題解決の為、記号化した対語を羅列化して現すものである。そしてこれを主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0030】
本発明は、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想を、限定的に、そしてコンパクトに理論として把握できるという利点がある。また、記号化した対語の異なる見解が現れたとしても、本発明ではその問題点が一目で判断可能となる利点もあり、更には羅列できない記号化した対語が現れたとしても、その原因が判別可能となる利点もある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想を、宗教、宗派に関係なく、自然科学、社会科学、人文科学の自然法則の定説だけを利用して(利用してとは、自然科学、社会科学、人文科学の自然法則の定説だけを根拠にしてということである)、記号化した対語を羅列することにより、科学の側面から体系的理論化を実現した。
【実施例1】
【0032】
図1は、記号化した対語の定義である。
【0033】
図1で定義付けた記号化した対語は、自然科学、社会科学、人文科学の定説を根拠にして、図2で、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想の範疇を、それぞれの定義に照らし合わせて選別したものである。逆に図3は、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想の範疇に、自然科学、社会科学、人文科学の定説を根拠に、記号化した対語の定義を照らし合わせて振り分けたものである。
【0034】
図4は、図2・図3で、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想の範疇に振り分けられた記号化した対語を、その記号概念の対象事物発生順に羅列化したものである。勿論、その羅列化は現代科学(自然科学、社会科学、人文科学)が明らかにした自然法則の事実と定説だけを根拠にして羅列化されたものである。
【0035】
では、図4を具体的に説明する。全部を説明するには量がある為、適当にある部分を取り出して説明をする。
【0036】
図4の宇宙論(宇宙発生・天地創造・天地開闢)の項目の対語、000有無と001理気、そして002体用の箇所を説明する。既にこの三つの対語は、図1でそれぞれ記号化され、定義づけられている。有無はあることないこと。理気は宇宙の生成されるべき根本の理すなわち太極と、これから生ずる陰陽の気。そして、体用は事物の本体と、それから生ずるはたらき。この様に定義付けられている。また、それぞれの対語はその定義を基に、図2・図3では宇宙論の範疇に選別されている。その判断基準は既に自然科学で根拠付けて選別されている。それは000有無という概念が成り立つには、有無という現象がいるからである。これは天文学、物理学の分野で、ビックバーン宇宙として定説となっている。また同じように、001理気という概念が成り立つには、理気という現象がいるからとして選別されている。これは天文学、物理学、化学の分野では、それぞれ法則として解明されて実証されている。そして、更に同じように002体用という概念が成り立つには、先ず事物がいるとして選別されている。これは天文学、物理学、化学、地学の分野では、現象として解明されているからである。
【0037】
では何故、図4では000有無、001理気、002体用の順に羅列化できるのか。では先ず、000有無と001理気を説明する。一言で簡単に言えば、無という概念の前には理気という概念は発生しないが為である。これは量子力学でビックバンとして定説となっている。量子力学では常識をとはかけ離れ、何もない所から突如として事物が発生するからである。つまりは、無という現象がなければ理気という概念は発生しないと言うことである。この事から、有無の次ぎに理気という順に羅列が可能となる。そして次ぎに000有無、001理気の羅列と002体用を説明する。001理気と同じように、無という概念の前には体用という概念は発生しません。これも先ほど説明した量子力学の定説だからである。具体的には、ビックバン、ニュートンの第一法則、ニュートンの第二法則、ニュートンの第三法則、ドップラー効果等である。この事から先ほどの理気と同じく、有無の後に体用という順に羅列が可能となる。では、理気と体用はどうか。これも一言で簡単に言えば、理気という概念の前には体用という概念は発生しません。何故なら自然科学の定説では、事物は法則によって成り立っているからである。これも具体的には、ビックバン、ニュートンの第一法則、ニュートンの第二法則、ニュートンの第三法則、ドップラー効果等である。つまり事物は理によって成り立っているということである。それは即ちこの事から、理気の後に体用という順に、羅列が可能となるということである。そしてこれらの結論によって、000有無、001理気、002体用という順に羅列が可能となるのである。
【0038】
また、これだけでは説明不足かとも思う為、もう一つ適当な箇所をとって説明をする。
【0039】
図4の生命誕生の項目の対語、035生死と036死活、そして037呑吐の箇所を説明する。この三つの対語も、既に図1でそれぞれ記号化され、定義づけられている。035生死は生きることと死ぬこと。036死活は死ぬか生きるか。そして、037呑吐は呑むことと吐くこと。この様に定義づけられて記号化されている。また、それぞれの対語はその定義を基に、図2・図3では生命誕生の思想に分類されている。その分類も至って簡単ではあるが先の000有無、001理気、002体用と同じく、自然科学、社会科学、人文科学の定説を根拠に分類されている。具体的には035生死という概念を考えた時、自然科学の生物学のなかで見出せるからである。036死活という概念も、根本は生物学の食物連鎖のなかに見出せるからである。037呑吐に至っても理由は同じく、生物の定義の一つ、代謝の能力のなかで見出せるからである。因みに生命誕生の概念自体も、生物学のなかで見出せるのであるが、ここではその子細は省略する。
【0040】
では何故、図4のように035生死、036死活、037呑吐の順に羅列化ができるのか。先ず、035生死と036死活を説明する。一言に簡単に言えば、生の概念の後に死の概念があり、死の概念の前に生の概念があるからである。これは生物学の生物の定義の一つ、自己増殖の能力と遺伝的プログラムによる成長のなかに、その概念を見出すことができる。また、当たり前ではあるが、食物連鎖の概念が成り立つには、生物が既に存在しているという前提条件を必要とする。即ち、生物が存在しなければ(生という概念が発生してなければ)、食物連鎖などあり得ないということである。そして以上の事は、035生死、036死活という順に羅列を可能とするのである。そして次ぎに、035生死と036死活の羅列と037呑吐を説明する。037呑吐も036死活と同じく、生物の存在なくして呑吐という概念は発生しません。これも先ほど御説明をした生物学の定説だからである。この事から、生死の次ぎに呑吐という順に羅列化が可能となるのである。では死活と呑吐はどうか。結論を先に言えば、生物の呑吐のメカニズムが、死活に見出せる為に、036死活、037呑吐の順に羅列が可能である。根拠として、生物とは栄養を外界から取り入れ、エネルギーを生み出し、そのエネルギーで自分の身体を作り、成長し、不必要なものを排泄するからである。即ち、死活の為に、呑吐の行為をしているのである。この事から死活、呑吐という順に羅列化が可能となるということである。そしてこれらの結論によって、035生死、036死活、37呑吐という順に、羅列が可能となるのである。その他の記号化した対語の羅列も、同じように自然科学、社会科学、人文科学の自然法則の定説だけを根拠に羅列されたものである。
【産業上の利用可能性】
【0041】
今現在、産業上で実用化しようとしている幾つかの計画で、具体的な実用形態を説明させていただきます。
【0042】
最新の自然科学、社会科学、人文科学の定説を根拠に、記号化した対語を羅列化したものを、定規のような携帯用アイテムに加工します。そのアイテムは、医学生、法学生などが学校等で自然科学、社会科学、人文科学の定説などを学ぶ場合、一体どの様なものなのかを携帯用アイテムの中で認識をしていただくという教育資材です。また、それは携帯用アイテムのため小型であり、加工次第で辞書、学術書の付録のように分離可能とすれば単純に著作権だけで保護されうるものではありません。そして、お守りとして商品化した場合は、自然科学、社会科学、人文科学の定説などを学べるので学力向上の御利益となります。
【0043】
他には、RPGなどへの応用です。具体的には、この発明を利用した謎を解くと云ったもので、RPGの主人公がこの発明を利用した謎を解いたとき、RPGないでアイテムを得たりるといったストーリーにおいて、この発明が産業上利用できます。また、国家、企業の労務管理技術は、昨今の社会情勢を踏まえ、RPGを活用したりすることが増え、自身がRPGの主人公になり、問題を解決すると云った労務管理施策を施すことが多くなっており、そのような中でこの発明を利用したアイテムが産業上利用できます。
【0044】
更に、人工知能において、人工脳の自然法則認識技術等として活用でき、教育用ロボット等で産業上利用ができます。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】 記号化した対語の定義である。その定義化は、先に書き連ねた参考文献、非特許文献14、非特許文献15、非特許文献16、非特許文献17、非特許文献18、非特許文献19、非特許文献20、非特許文献21から対語を洗い出し、基本語彙化したものである。勿論非特許文献14、非特許文献15、非特許文献16、非特許文献17、非特許文献18、非特許文献19、非特許文献20、非特許文献21も、恐らく著者の独自判断で基本語彙化したものか、どの参考文献に書き連ねた辞書も大差がない為に、既に文化庁文化審議会国語分科会(旧国語審議会)の表外漢字字体表、経済産業省日本工業標準調査会JIS漢字コードで基本語彙されたものを使用したものであろう。文化審議会国語分科会(旧国語審議会)の表外漢字字体表、経済産業省日本工業標準調査会JIS漢字コードでの基本語彙化の子細については、各省庁独自の判断である為に省略させて頂く。
【図2】 図1によって定義付けた記号化した対語を、先に書き連ねた参考文献、非特許文献2、非特許文献6、非特許文献7、非特許文献8、非特許文献9、非特許文献10に記述された自然法則を根拠に、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想の範疇に、振り分けをしたものである。
【図3】 図1によって定義付けた記号化した対語を、先に書き連ねた参考文献、非特許文献2、非特許文献6、非特許文献7、非特許文献8、非特許文献9、非特許文献10に記述された自然法則を根拠に、宇宙論、生命誕生、人類誕生、文明開化の各思想の範疇に、振り分けたものである。
【図4】 図3で振り分けた記号化した対語を、更に先に書き連ねた参考文献、非特許文献2、非特許文献6、非特許文献7、非特許文献8、非特許文献9、非特許文献10に記述された自然法則を根拠に、その記号化した対語の語彙概念の発生した順に羅列したものであり、更にその羅列した順に連番を付したものである。
----------------------------------------------------------------
【書類名】 図面
【図1】
記号化した対語 ------------記号化した対語の定義
丁半-----------双六の采の目の偶数(丁)と奇数(半)。
上下--------------うえとした
与奪--------------与えたり奪ったらすること。
主客--------------主と客。主人と客人。おもなものとつけたりのもの。
乗降-------------(乗物に)乗ることと降りること。のりおり。
乗除-------------掛け算と割り算。
昇降--------------のぼりくだり。あがりおり。ひきあげることとおろすこと。
甲乙--------------甲と乙。すぐれているとこと劣っていること。まさりおとり。優劣。
古今--------------いにしえと今。昔と今。ここん。
今昔-------------今と昔。こんせき。
平仄-------平と仄。また漢詩作法に置ける平字・仄字の韻律に基づく排列のきまり。
任免-------------任官と免官。任命と免職。
体用-------------事物の本体と、それから生ずるはたらき。
伯叔-------------父母の兄弟。
屈伸--------のびちぢみ。かがむこととのびること。また、かがめることとのばすこと。
伸縮-------------のびることとちぢめること。のばすこととちぢめること。
雅俗----------風雅と卑属。みやびたこととひなびたこと。
往来-------------行ったり来たりすること。ゆきかえり。往返。
貸借-------------貸すことと借りること。かしかり。
俯仰-------------下を向くこととうえをあおぐこと。
偏旁-------------漢字の偏と旁。
僧俗-------------僧侶と俗人。
優劣-------------まさることとおとること。まさりおとり。
兄弟-------------同じ親(または片親)から生まれた者。また、その間柄。
先後-------------さきあと。また、事の順序。前後。
出入-------------出ることと入ること。でいり。
公私-------------おおやけとわたくし。公務と私事。
内外-------------うちとそと。内部と外部。
方円-------------正方形と円形。
同異/異同-------同じことと異なること。
甲冑-------------鎧と冑。戦闘に際して戦士が身体を保護するためまとう武具。
冷熱-------------つめたいことと、あついこと。
吉凶-------------縁起のよいこととわるいこと。吉事と凶事。
凸凹/凹凸--------たかひく。でこぼこ。おうとつ。
利鈍-------------鋭いことと鈍いこと。
利害-------------利益と損害。
元利/利元---------元金と利息。元利金。
添削-------------詩歌・文章・答案などを、書き加えたり削ったりして改めなおすこと。
前後-------------まえとうしろ。さきとあと。物の順序。
剛柔-------------こわいこととやわらかいこと。つよいこととやさしいこと。
正副-------------正と副。
加減-------------加えることと減らすこと。
功罪/功過---------てがらと罪。功過。
労資-------------労働者と資本家。
動静-------------動くことと静かなこと。
動植物----------動物と植物
勤惰-------------つとめることとなまけること。
勝負/勝敗-----かちまけ。勝敗。
南北--------------南と北
将卒-------------将校と兵卒。将兵。
尊卑---------たっといことといやしいこと。
安危---------安全か危険かということ。
厚薄---------厚いことと薄いこと。
去来---------去ることと来ること。ゆきき。
取捨---------取ることと捨てること。
可否---------よしあし。
左右---------ひだりとみぎ。ひだりやみぎ。
呂律---------言葉の調子。ものを言うときの調子。
呼吸---------生物が外界から酸素を取り入れ、二酸化炭素を外界に放出する現象。特に動物が、そのために行う筋肉運動。息を吸ったり、吐いたりすること。外呼吸。ガス交換。
向背/背向------従うこととそむくこと。
呑吐--------------呑むことと吐くこと。呑んだり吐いたりすること。
名実--------------名称と実質。評判と実際。
君臣--------------君主と臣下。
商賈--------------商売。商は行商、賈は店あきない。
問答--------------問うことと答えること。質問と応答のやりとり。
喜怒--------------喜びと怒り。
悲喜--------------かなしみとよろこび。
哀楽--------------悲しみと楽しみ。
哭泣---------声をあげて泣き叫ぶこと。哭は大声でなげき泣く。泣は細い声で泣く。
聾唖---------耳が聞こえないことと言語を発声できないこと。
因果---------直接的原因(因)と間接的条件(縁)との組合せによってさまざまの結果(果)を生起すること。
天地-----------天と地。天壌。あめつち。
墳墓-------(墳は盛り土のある墓所、墓は盛り土のない墓所)祖先代々の墓。
増減----------増やすことと減らすこと。また、増えることと減ること。
士女----------むすことむすめ。子供。
士卒----------武士と兵卒。
売買----------うりかい。
朝夕--------あさとゆうべ。あさばん。
多少/多寡----多いこととすくないこと。また、多いか少ないかの程度。
夙夜-----------朝早くから夜遅くまで。
昼夜-----------ひるとよる。
夢現--------夢と現実。
大小----------大きいことと小さいこと。大きいものと小さいもの。大きいか、小さいか。
夫婦----------夫と妻。めおと。
男女----------おとことおんな。なんにょ。
奴婢----------下男と下女。ぬひ。
好悪--------好むこととにくむこと。すききらい。
姑舅/舅姑-----しゅうとめと、しゅうと。夫や妻の父母。
姉妹-----------あねといもうと。女のきょうだい。
終始-----------終わりと始め。
姓氏/氏姓-----かばねとうじ。
婚姻-----------結婚すること。夫婦となること。
嫡庶-----------嫡出と庶出。また、嫡子と庶子。ちゃくしょ。
存亡-----------存在することと滅亡すること。のこるかほろびるか。
宇宙----------(淮南子の斉俗訓によれば、「宇」は天地四方、「宙」は古往古来の意。一説に、「宇」は天の覆う所、「宙」は地の由る所。すなわち天地の意。)世間または天地間。万物を包容する空間。
官民----------官史と人民。政府と民間。
虚実-----------うそとまこと。
疎密-----------あらいこととこまかいこと。まばらなことときめがこまかいこと。
寒暑-----------寒さと暑さ。
貧富-----------貧しいことと富んでいること。貧乏人と金持。
寛厳-------------ゆるやかなことと、厳しいこと。
鰥寡----------妻を失った男と夫を失った女。やもおとやもめ。
寿夭----------長寿と夭折。
老少----------老人と若者。老若。
屎尿----------大便と小便。糞尿。
首尾----------くびとお。
巫覡----------神と人との感応を媒介する者。神に仕えて人の吉凶を予言する者。女を巫、男を覡という。
干支----------十干十二支。十干を五行(木・火・土・金・水)に配当し、陽を表す兄、陰を表す弟をつけて名とした、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸に、十二支を組み合わせたもの。甲子、乙丑など六〇種の組合せを年・月・日に当てて用いる。
幽明---------暗いことと明るいこと。
興廃------------興ることとすたれること。
慶弔----------吉事を祝うことと凶事を弔うこと。また、よろこび事ととぶらい事。
弛張----------ゆるむことと張ること。
強弱----------強いことと弱いこと。
彼我----------彼と我。相手と自分。
得失----------得ることと失うこと。損得。利害。
損得----------損と得。損失と利得。
単復----------簡単なことと複雑なこと。単一と複雑。
経営----------東西南北の方位。経は南北、営は東西。力を尽くして物事を営む事。工夫を凝らして建物などを造ること。
心身/身心-----精神と身体。こころとからだ。身心。
緩急----------ゆるやかなことときびしいこと。おそいことと早いこと。
愛憎/憎愛-----愛することと憎むこと。
抑揚---------調子を上げたり下げたり、また、強めたり弱めたりすること。あげさげ。音楽の調子、文勢などにいう。イントネーション。
授受--------授けることと受けること。やりとり。受け渡し。
推挽--------車を後ろから押したり前から引いたりすること。転じて、人を推挙すること。
損益--------損失と利益。損得。
本支(本枝)-----もととわかれ。もととえだ。
成敗-------(「善を成し悪を敗る」の意)政治を行うこと。執政。さばくこと。裁断。処罰。
集散--------集まることと散ること。集めることと散らすこと。聚散。
文質--------外見の美と実質。かざりとなかみ。
文武--------文と武。文学と武道。
文筆--------筆を取って詩歌・文章を書くこと。
新旧--------新しいものと以前のもの。2新暦と旧暦。
日夜--------ひるとよる。昼夜。よるひる。2昼も夜も。しじゅう。たえず。
日月--------日と月。じつげつ。2日数。つきひ。
日夕--------昼と夜。日夜。朝夕。2日暮どき。夕方。
旦夕--------あさゆう。あけくれ。朝暮。
早晩--------早いこととおそいこと。早朝と晩方。
明暗--------明るいことと暗いこと。
難易--------むずかしいこととやさしいこと。むずかしさの度合。
昨今--------きのうきょう。この頃。
昆弟-------(「昆」は兄の意)兄弟。
春秋-------春と秋。
是非------- 是と非。道理にかなうこととかなわないこと。よしあし。正邪。
晦朔-------みそかとついたち。
晦明-------暗いことと明るいこと。夜と昼。
晴雨-------晴天と雨天。はれとあめ。
朝暮--------あさゆう。あけくれ。
曲直--------まがったこととまっすぐなこと。よこしまなことと正しいこと。
有無--------あることとないこと。
朝野---------朝廷と民間。
本末---------もととすえ。物事の根本と末梢。基本的な大切なものと、どうでもよいもの。
東西-----------------東と西。
栄辱-------------ほまれとはずかしめ。栄誉と恥辱。
栄枯/枯栄------(草木の繁ることと枯れることの意から)栄えることと衰えること。
桎梏------足かせと手かせ。また、手足にかせをはめること。厳しく自由を束縛するもの。
棺椁-------------棺とそれを覆う椁。ひつぎ。
苦楽-------------苦しみと楽しみ。
縦横-------------たてとよこ。南北と東西。
歌謡----------------韻文形式の文学の総称。韻文形式の作品中、音楽性を伴う口唱文学。民謡・童謡・唱歌・俗謡・流行歌・俚謡などの総称。
款識------------鐘や鼎などに刻まれた銘。凹字(陰文)を款、凸字(陽文)を識という。
正邪------------正しいこととよこしまなこと。
正誤------------正しいことと誤り。
此彼------------あれとこれ。あれこれ。
歩騎------------歩兵と騎兵。
歩趨------------歩くことと小ばしりに走ること。また、その足どり。
死生/生死------死と生。いきしに。しょうじ。
死活------------死ぬことと生きること。死ぬか生きるか。
殀寿------------わかじにとながいき。短命と長寿。
父母------------ちちとはは。ふたおや。ぶも。
殿最------------しんがりとさきがけ。
理気-------宇宙の生成されるべき根本の理すなわち太極と、これから生ずる陰陽の気。
水火------------水と火。
汐潮------------夕しおと朝しお。うしお。
浮沈------------浮くことと沈むこと。うきしずみ。
沐浴------------髪を洗い身を洗うこと。湯水で身体を清めること。湯あみ。
出没------------現れることと隠れること。出たり隠れたりすること。
波濤------------大波。高い波。
治乱------------世の中の治まることと乱れること。
陸海/海陸------陸と海。
深浅------------深いことと浅いこと。
消長------------衰えることと盛んになること。
清濁------------清いことと濁っていること。
濃淡------------こいことと、うすいこと。
点滅------------灯火をつけたり消したりすること。灯火がついたり消えたりすること。
牝牡/牡牝------めすとおす。
献酬------------盃をやりとりすること。
禽獣------------鳥と獣。また、その総称。
王覇/覇王------王者と覇者。
琴瑟------------琴と瑟。
甘苦------------あまいこととにがいこと。
生熟------------熟さないものと熟したもの。未熟と成熟。
生殺/殺生------生かすことと殺すこと。
田畑------------田とはた。でんばた。
廱疽------危険なできもの。浅くて大きいものを「廱」、深くて悪性なものを「疽」という。
白黒/黒白------白と黒。
盈虚-----------(月の)満ち欠け。転じて、栄えることと衰えること。
盛衰------------盛んになることと衰えること。隆替。
科目------------ある事柄をいくつかに区分した各部分。
真偽------------ほんとうとうそ。
真仮------------まこととかり。
真贋------------ほんものとにせもの。真偽。
規矩-------------(「規」はコンパス、「矩」は物さしの意)手本。規則。
短長/長短--------短いことと長いこと。長短。
硬軟--------------かたいこととやわらかいこと。強硬と軟弱。
碑碣-------------(「碑」は四角形のもの、「碣」は円形のもの)石碑。いしぶみ。
社稷-------------〔礼記祭儀〕昔の中国で、建国のとき、天子・諸侯が壇を設けて祭った土地の神(社)と五穀の神(稷)。
社寺/寺社---------神社と寺院。/てらとやしろ。寺院と神社。
禍福-------------わざわいとしあわせ。
科白-------------俳優のしぐさとせりふ。特に、せりふ。
黍稷-------------みちきびとうるちきび。また、きびとあわ。転じて、五穀。
稼穡-------------穀物の植えつけと取りいれ。耕作。農事。農業。
窮達-------------困窮と栄達。貧乏と富貴。窮通。
窮通-------------困窮と栄達。窮達。
管弦-------------管楽器(笛・笙など)と弦楽器(琴・琵琶など)。糸竹。
精粗-------------くわしいことと大まかなこと。こまかいこととあらいこと。
経緯-------------たて糸とよこ糸。たてとよこ。南北と東西。経線と緯線。経度と緯度。
断続----きれることと続くこと。きれたり続いたりすること。また、断ったり続けたりすること。
出納-------------出すことと入れること。だしいれ。すいのう。しゅつのう。
繁簡---------いそがしいこととひまなこと。
美醜-------うつくしいこととみにくいこと。よい事物とわるい事物。うつくしい人とみにくい人。
翡翠-------------カワセミの異称。雄を「翡」、雌を「翠」という。
老若-------------老人と若者。ろうじゃく。
考妣-------------先考と先妣。亡父と亡母。
肥瘠-------------地味や身体のこえていることとやせていること。
腹背-------------はらとせ。前面と背面。まえうしろ。
舳艫-------------船のへさきととも。
衆寡-------------多人数と少人数。
権衡------------(はかりのおもりとさお、すなわちはかりの意から)つりあい。平均。
表裏------------おもてとうら。表面と裏面。
親疎-------------関係が親しいことと疎いこと。親しい人と疎遠な人。
音訓-------------漢字の字音と字義。漢字の音と和訓。
毀誉-------------そしることとほめること。
租庸調-----------唐の均田法下の税制。丁男に対して課した現物税。租は粟二石、庸はもと年二〇年間の力役が一日につき絹三尺に換算されたもの、調は土産の絹二文と綿三両、または麻布二・五文と麻三斤。のち両税法がこれに代わった。日本でも大化改新に同様のものを制定。
貴賎------------貴いことと賤しいこと。身分の高い人と低い人。
輸贏------------まけとかち。勝敗。贏輸。
軽重------------軽いことと重いこと。軽微なことと重大なこと。
遠近------------遠いことと近いこと。遠い所と近い所。おちこち。
送迎------------行く人を送り、来る人を迎えること。おくりむかえ。
往返・往反------行きと帰り。行き来。往復。おうばん。
順逆------------順序が正しいことと逆であること。道理にかなうこととかなわないこと。恭順であることと反逆すること。
進退------------すすむこととしりぞくこと。
都邑(=都市)---みやことむら。繁華なまち。
邦国------------くに。国家。
都鄙------------みやこといなか。
酬酢------------酒盃のやりとり。献酬。
長幼------------おとなと子供。年上と年下。
開閉------------ひらくことととじること。あけたて。
閥閲------------貴族。てがらの程度と経歴。功績のある家がら。
阡陌/陌阡------田の中のあぜ道。
陰陽-------------中国の易学でいう、相反する性質をもつ陰・陽二種の気。万物の化成はこの二気の消長によるとする。日・春・南・昼・男は陽、月・秋・北・夜・女は陰とする類。日本に伝来して陰陽道になったが、この場合はオンヨウまたはオンミョウとよむ。
陰晴------------くもりとはれ。くもったりはれたりすること。
隆替------------盛んになることと衰えること。盛衰。りゅうてい。
隠見(隠顕)-----かくれたりあらわれたりすること。見えかくれすること。
雄雌/雌雄--------おすとめす。
霄壌------------天と地。
音韻------------中国語で漢字の音を構成する声母や韻母などの総称。
頡頏------------鳥の飛び上がり飛び下りること。
顛末------------(「顛」は、いただきの意)事の初めから終わりまでのありさま。事のいきさつ。一部始終。
高低------------高いことと低いこと。
鬼神------------死者の霊魂と天地の神霊。人の耳目では接しえない、超人的な能力を有する存在。おにがみ。きしん。
魂魄-----------(死者の)たましい。精霊。霊魂。
鯨鯢------------雄くじらと雌くじら。
鴛鴦------------オシドリ。「鴛」は雄、「鴦」は雌。
黜陟------------功無き者を退け、功ある者を登用すること。
-------------------------------------------------------------------
【書類名】 図面
【図2】
記号化した対語-----思想------記号化した対語を各思想に選別した大まかな理由
丁半-----文明開化-----丁半という対語が成り立つには、双六がいる。丁を偶数、半を奇数と考える事も出来るが、丁半とは双六の采の目の事である。
上下-----人類誕生-----上下という概念は人類の判断基準である。
与奪----文明開化----与奪の概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
主客---文明開化-----主客の概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
乗降----文明開化-----乗降という対語が成り立つには、乗り物がいる。
乗除----文明開化-----乗除という対語が成り立つには、数を示す文字がいる。
昇降----人類誕生-----上下という概念は人類の判断基準である。
甲乙----文明開化-----甲乙の対語が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
古今----人類誕生-----古今という概念は人類の判断基準である。
今昔----人類誕生-----今昔という概念は人類の判断基準である。
平仄----文明開化-----平仄という対語が成り立つには、漢詩がいる。
任免----文明開化-----任免という対語が成り立つには、先ず職がいる。
体用-----宇宙論-----体用という対語が成り立つには、先ず事物がいる。
伯叔----生命誕生-----伯叔という対語が成り立つには、先ず生命がいる。
屈伸----人類誕生-----屈伸という概念は人類の判断基準である。
伸縮----人類誕生-----伸縮という概念は人類の判断基準である。
雅俗----文明開化-----雅俗という概念が成り立つには、先ず文化がいる。
往来----人類誕生-----往来という概念は人類の判断基準である。
貸借----文明開化-----貸借の概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
俯仰----人類誕生-----俯仰という概念は人類の判断基準である。
偏旁----文明開化-----偏旁という概念が成り立つには、先ず漢字がいる。
僧俗----文明開化-----僧俗という概念が成り立つには、先ず佛教がいる。
優劣----人類誕生-----優劣という概念は人類の判断基準である。
兄弟----生命誕生-----兄弟という概念が成り立つには、先ず生命がいる。
先後----人類誕生-----先後という概念は人類の判断基準である。
出入----人類誕生-----出入という概念は人類の判断基準である。
公私----文明開化-----公私という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
内外-----宇宙論-----内外という概念が成り立つには、先ず空間がいる。
方円 -----宇宙論-----方円という概念が成り立つには、先ず形がいる。
同異/異同---人類誕生---同異/異同という概念は人類の判断基準である。
甲冑----文明開化-----甲冑という概念が成り立つには、先ず戦闘がいる。
冷熱-----宇宙論-----冷熱という概念が成り立つには、先ず温度がいる。
吉凶----人類誕生-----吉凶という概念は人類の判断基準である。
凹凸/凸凹----宇宙論---凹凸/凸凹という概念が成り立つには、物質がいる。
利鈍----人類誕生-----利鈍という概念は人類の判断基準である。
利害----文明開化-----利害という概念が成り立つには、先ず利害関係がいる。
元利/利元---文明開化---元利/利元の概念が成り立つには、先ず利害関係がいる。
添削----文明開化-----添削という概念が也あっ津には、文がいる。
前後----人類誕生-----前後という概念は人類の判断基準である。
剛柔-----宇宙論-----剛柔という概念が成り立つには、物質がいる。
正副-----宇宙論-----正副の概念が成り立つには、主なる事物があるのが前提である。
加減----人類誕生-----加減という概念は人類の判断基準である。
功罪/功過---文明開化---功罪の概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
労資----文明開化-----労資という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
動静-----宇宙論-----動静という概念が成り立つには、現象があるのが前提である。
動植物----生命誕生-----動植物の概念が成り立つには、生命があるのが前提である。
勤惰----文明開化-----勤惰という概念が成り立つには、職があるのが前提である。
勝負/勝敗---文明開化-----勝負/勝敗という概念が成り立つには、先ず戦闘がいる。
南北----人類誕生-----南北という概念は人類の判断基準である。
将卒----文明開化-----将卒という概念が成り立つには、軍があるのが前提である。
尊卑----文明開化-----尊卑という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
安危----人類誕生-----安危という概念は人類の判断基準である。
厚薄----人類誕生-----厚薄という概念は人類の判断基準である。
去来----人類誕生-----去来という概念は人類の判断基準である。
取捨----人類誕生-----取捨という概念は人類の判断基準である。
可否----人類誕生-----可否という概念は人類の判断基準である。
左右----人類誕生-----左右という概念は人類の判断基準である。
呂律----文明開化-----呂律という概念が成り立つには、言葉があるのが前提である。
呼吸----生命誕生-----呼吸という概念が成り立つには、生命活動がいる。
向背/背向---文明開化---向背/背向という概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
呑吐----生命誕生-----呑吐という概念が成り立つには、生命活動がいる。
名実----文明開化-----名実という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
君臣----文明開化-----君臣という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
商賈----文明開化-----商賈という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
問答----文明開化-----問答の概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
喜怒----文明開化-----喜怒の概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
悲喜----文明開化-----悲喜の概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
哀楽----文明開化-----哀楽の概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
哭泣----文明開化-----哭泣という概念が成り立つには、感情があるのが前提である。
聾唖---文明開化---聾唖の概念が成り立つには人々の営みの中にあっての認識である。
因果---文明開化---因果(善悪の業)の概念が成り立つには社会があるのが前提である。
天地----宇宙論-----天地という概念が成り立つには、事物があるのが前提である。
墳墓---文明開化---墳墓という概念が成り立つには、人々の営みがあるんが前提である。
増減----人類誕生-----増減という概念は人類の判断基準である。
士女----文明開化-----士女という概念が成り立つには、社会がいる。
士卒----文明開化-----士卒という概念が成り立つには、社会がいる。
売買----文明開化-----売買という概念が成り立つには、社会がいる。
朝夕-----宇宙論-----朝夕という概念が成り立つには、現象がいる。
多少/多寡---人類誕生---多少/多寡という概念は人類の判断基準である。
夙夜----人類誕生-----夙夜という概念は人類の判断基準である。
昼夜-----宇宙論-----昼夜という概念が成り立つには、現象がいる。
夢現----人類誕生-----昼夜という概念は人類の判断基準である。
大小----人類誕生-----大小という概念は人類の判断基準である。
夫婦----文明開化-----夫婦という概念が成り立つには、婚姻がいる。
男女----人類誕生-----男女という概念は人類の判断基準である。
奴婢----文明開化-----奴婢という概念が成り立つには、身分がいる。
好悪---文明開化---好悪という概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
姑舅/舅姑---文明開化---姑舅/舅姑という概念が成り立つには、夫婦がいる。
姉妹----生命誕生-----姉妹という概念が成り立つには、先ず生命がいる。
終始-----宇宙論-----終始という概念が成り立つには、無の状況がいる。
姓氏/氏姓---文明開化---姓氏/氏姓という概念が成り立つには、社会がいる。
婚姻----文明開化-----婚姻という概念が成り立つには、社会がいる。
嫡庶----文明開化-----嫡庶という概念が成り立つには、婚姻があるのが前提である。
存亡-----宇宙論-----存亡という概念が成り立つには、存在があるのが前提である。
宇宙-----宇宙論-----宇宙という概念が成り立つには、事物があるのが前提である。
官民----文明開化-----官民という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
虚実----文明開化-----虚実という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
疎密----人類誕生-----疎密という概念は人類の判断基準である。
寒暑----人類誕生-----寒暑という概念は人類の判断基準である。
貧富----文明開化-----貧富という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
寛厳----文明開化-----寛厳という概念が成り立つには、感情があるのが前提である。
鰥寡----文明開化-----鰥寡という概念が成り立つには、夫婦があるのが前提である。
寿夭----文明開化-----寿夭という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
老少----文明開化-----老少という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
屎尿----生命誕生-----屎尿という概念が成り立つには、生命がいる。
首尾----生命誕生-----首尾という概念が成り立つには、生命がいる。
巫覡----文明開化-----巫覡という概念が成り立つには、社会があるのが前提である。
干支----文明開化-----干支という概念が成り立つには、社会がいる。
幽明----人類誕生-----幽明という概念は人類の判断基準である。
興廃----文明開化-----興廃が成り立つには、人の暮らしがいる。
慶弔----文明開化-----慶弔という概念が成り立つには、社会がいる。
弛張----文明開化-----弛張という概念が成り立つには、道具がいる。
強弱----人類誕生-----強弱という概念は人類の判断基準である。
彼我----文明開化-----彼我の概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
彼此/此彼---人類誕生---彼此という概念は人類の判断基準である。
得失----文明開化-----得失という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
損得----文明開化-----損得という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
単複----人類誕生-----単複という概念は人類の判断基準である。
経営----文明開化-----経営という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
心身/身心---文明開化---心身/身心という概念が成り立つには、感情がいる。
緩急----人類誕生-----緩急という概念は人類の判断基準である。
愛憎/憎愛---文明開化---愛憎/憎愛という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
抑揚----文明開化-----抑揚という概念が成り立つには、感情がいる。
授受----文明開化-----授受の概念が成り立つには、複数の人が居るのが前提である。
推挽----文明開化-----推挽という概念が成り立つには、車がいる。
損益----文明開化-----損益という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
本支(本枝)---生命誕生---本支(本枝)の概念が成り立つには、先ず生命がいる。
成敗----文明開化-----成敗という概念が成り立つには、社会がいる。
集散----人類誕生-----集散という概念は人類の判断基準である。
文質----文明開化-----文質という概念が成り立つには、社会がいる。
文武----文明開化-----文武という概念が成り立つには、文化がいる。
文筆----文明開化-----文筆という概念が成り立つには、文化がいる。
新旧-----宇宙論-----新旧という概念が成り立つには、時間がいる。
日夜-----宇宙論-----日夜という概念が成り立つには、現象がいる。
日月-----宇宙論-----日夜という概念が成り立つには、事物がいる。
日夕-----宇宙論-----日夕という概念が成り立つには、現象がいる。
旦夕-----宇宙論-----旦夕という概念が成り立つには、現象がいる。
早晩-----宇宙論-----早晩という概念が成り立つには、現象がいる。
明暗----人類誕生-----明暗という概念は人類の判断基準である。
難易----人類誕生-----難易という概念は人類の判断基準である。
昨今----文明開化-----昨今という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
昆弟----生命誕生-----昆弟という概念が成り立つには、先ず生命がいる。
春秋-----宇宙論-----春秋という概念が成り立つには、現象がいる。
是非----文明開化-----是非という概念が成り立つには、社会がいる。
晦朔----文明開化-----晦朔という概念が成り立つには、暦がいる。
晦明-----宇宙論-----晦明という概念が成り立つには、現象がいる。
晴雨-----宇宙論-----晴雨という概念が成り立つには、現象がいる。
朝暮-----宇宙論-----朝暮という概念が成り立つには、現象がいる。
曲直----人類誕生-----曲直という概念は人類の判断基準である。
有無-----宇宙論-----有無という概念が成り立つには、現象がいる。
朝野----文明開化-----朝野という概念が成り立つには、社会がいる。
本末----文明開化-----本末という概念が成り立つには、物事がいる。
東西----人類誕生-----東西という概念は人類の判断基準である。
栄辱----文明開化-----栄辱という概念が成り立つには、社会がいる。
栄枯----生命誕生-----栄枯という概念が成り立つには、生命がいる。
桎梏----文明開化-----桎梏という概念が成り立つには、罪がいる。
棺椁----文明開化-----棺椁という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
苦楽----文明開化-----苦楽という概念が成り立つには、感情がいる。
縦横----人類誕生-----縦横という概念は人類の判断基準である。
歌謡----文明開化-----歌謡という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
款識----文明開化-----款識という概念が成り立つには、言語がいる。
正邪----文明開化-----正邪という概念が成り立つには、社会がいる。
正誤----文明開化-----正誤という概念が成り立つには、社会がいる。
歩騎----文明開化-----歩騎という概念が成り立つには、社会がいる。
歩趨----人類誕生-----歩趨という概念は人類の判断基準である。
死生/生死---生命誕生---死生/生死という概念が成り立つには、生命がいる。
死活----生命誕生-----死活という概念が成り立つには、生命がいる。
殀寿----生命誕生-----殀寿という概念が成り立つには、生死がいる。
父母----生命誕生-----父母という概念が成り立つには、生命がいる。
殿最----文明開化-----殿最という概念が成り立つには、社会がいる。
理気-----宇宙論-----理気という概念が成り立つには、現象がいる。
水火-----宇宙論-----水火という概念が成り立つには、事物がいる。
汐潮-----宇宙論-----汐潮という概念が成り立つには、現象がいる。
浮沈-----宇宙論-----浮沈という概念が成り立つには、現象がいる。
沐浴----文明開化-----沐浴という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
出没----人類誕生-----出没という概念は人類の判断基準である。
波濤----人類誕生-----波濤という概念は人類の判断基準である。
治乱-----文明開化-----治乱という概念が成り立つには、社会がいる。
陸海/海陸---宇宙論---陸海/海陸という概念が成り立つには、事物がいる。
深浅----人類誕生-----深浅という概念は人類の判断基準である。
消長----人類誕生-----消長という概念は人類の判断基準である。
清濁----人類誕生-----清濁という概念は人類の判断基準である。
濃淡----人類誕生-----濃淡という概念は人類の判断基準である。
点滅----文明開化-----点滅という概念が成り立つには、道具(灯火)がいる。
牝牡/牡牝---生命誕生---牝牡/牡牝という概念が成り立つには、生命がいる。
献酬----文明開化-----献酬という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
禽獣----生命誕生-----禽獣という概念が成り立つには、生命がいる。
王覇/覇王---文明開化---王覇/覇王という概念が成り立つには、社会がいる。
琴瑟----文明開化-----琴瑟という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
甘苦----文明開化-----甘苦という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
生熟----生命誕生-----生熟という概念が成り立つには、生命がいる。
生殺/殺生---文明開化---生殺/殺生という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
田畑----文明開化-----田畑という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
廱疽----生命誕生-----廱疽という概念が成り立つには、生命がいる。
白黒/黒白---宇宙論---白黒/黒白という概念が成り立つには、事物がいる。
盈虚-----宇宙論-----盈虚という概念が成り立つには、現象がいる。
盛衰----文明開化-----盛衰という概念が成り立つには、社会がいる。
科目----文明開化-----科目という概念が成り立つには、社会がいる。
真偽----文明開化-----真偽という概念が成り立つには、社会がいる。
真仮----文明開化-----真仮という概念が成り立つには、社会がいる。
真贋----文明開化-----真贋という概念が成り立つには、社会がいる。
規矩----文明開化-----規矩という概念が成り立つには、道具がいる。
短長/長短---人類誕生---短長/長短という概念は人類の判断基準である。
硬軟----人類誕生-----硬軟という概念は人類の判断基準である。
碑碣----文明開化-----碑碣という概念が成り立つには、社会がいる。
社稷----文明開化-----社稷という概念が成り立つには、社会がいる。
社寺/寺社---文明開化---社寺/寺社の概念が成り立つには、社会がいる。
禍福----文明開化-----禍福という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
科白----文明開化-----科白という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
黍稷----生命誕生-----黍稷という概念が成り立つには、種(生命)がいる。
稼穡----文明開化-----稼穡という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
窮達----文明開化-----窮達という概念が成り立つには、社会がいる。
窮通----文明開化-----窮通という概念が成り立つには、社会がいる。
管弦----文明開化-----管弦という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
精粗----人類誕生-----精粗という概念は人類の判断基準である。
経緯----文明開化-----経緯という概念が成り立つには、社会がいる。
断続----人類誕生-----断続という概念は人類の判断基準である。
出納----人類誕生-----出納という概念は人類の判断基準である。
繁簡----文明開化-----繁簡という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
美醜----文明開化-----美醜という概念が成り立つには、文化がいる。
翡翠----生命誕生-----翡翠という概念が成り立つには、生命がいる。
老若----人類誕生-----老若という概念が成り立つには、人がいる。
考妣----生命誕生-----考妣という概念が成り立つには、生命がいる。
肥瘠----生命誕生-----肥瘠という概念が成り立つには、生命がいる。
腹背----生命誕生-----腹背という概念が成り立つには、生命がいる。
舳艫----文明開化-----舳艫という概念が成り立つには、船がいる。
衆寡----文明開化-----衆寡という概念が成り立つには、複数の人がいる。
権衡----文明開化-----権衡という概念が成り立つには、秤がいる。
表裏----人類誕生-----表裏という概念は人類の判断基準である。
親疎----文明開化-----親疎という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
音訓----文明開化-----音訓という概念が成り立つには、漢字がいる。
毀誉----文明開化-----毀誉という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
租庸調---文明開化---租庸調という概念が成り立つには、社会がいる。
貴賎----文明開化-----貴賎という概念が成り立つには、社会がいる。
輸贏----文明開化-----輸贏という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
軽重----人類誕生-----軽重という概念は人類の判断基準である。
遠近----人類誕生-----遠近という概念は人類の判断基準である。
送迎----文明開化-----送迎という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
往返/往反---文明開化---往返/往反という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
順逆----文明開化-----順逆という概念が成り立つには、社会がいる。
進退----人類誕生-----進退という概念は人類の判断基準である。
遐邇----人類誕生-----遐邇という概念は人類の判断基準である。
都邑----文明開化-----都邑という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
邦国----文明開化-----邦国という概念が成り立つには、社会がいる。
都鄙----文明開化-----都鄙という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
酬酢----文明開化-----酬酢という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
長幼----文明開化-----長幼という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
開閉----文明開化-----開閉という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
閥閲----文明開化-----閥閲という概念が成り立つには、社会がいる。
阡陌----文明開化-----阡陌という概念が成り立つには、社会がいる。
陰陽-----宇宙論-----陰陽という概念が成り立つには、事物がいる。
陰晴-----宇宙論-----陰晴という概念が成り立つには、現象がいる。
隆替----文明開化-----隆替という概念が成り立つには、社会がいる。
隠見----人類誕生-----隠見という概念は人類の判断基準である。
雌雄----生命誕生-----雌雄という概念が成り立つには、生命がいる。
霄壌-----宇宙論-----霄壌という概念が成り立つには、事物がいる。
音韻----文明開化-----音韻という概念が成り立つには、漢字がいる。
頡頏----生命誕生-----頡頏という概念が成り立つには、鳥がいる。
顛末----文明開化-----顛末という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
高低----人類誕生-----高低という概念は人類の判断基準である。
鬼神----文明開化-----鬼神という概念が成り立つには、人々の営みがいる。
魂魄----人類誕生-----魂魄という概念が成り立つには、生命である人がいる。
鯨鯢----生命誕生-----鯨鯢という概念が成り立つには、生命がいる。
鴛鴦----生命誕生-----鴛鴦という概念が成り立つには、生命がいる。
黜陟----文明開化-----黜陟という概念が成り立つには、社会がいる。
------------------------------------------------------------
【書類名】 図面
【図3】
《宇宙論(宇宙発生・天地創造・天地開闢)》
体用/内外/方円/冷熱/凹凸/剛柔/正副/動静/天地/
朝夕/昼夜/終始/存亡/宇宙/新旧/日夜/日月/日夕/
旦夕/早晩/春秋/晦明/晴雨/朝暮/有無/理気/水火/
汐潮/浮沈/陸海/白黒/盈虚/陰陽/陰晴/霄壌
《生命誕生》
伯叔/兄弟/動植物/呑吐/呼吸/姉妹/屎尿/首尾/本支/
昆弟/栄枯/生死/死活/殀寿/父母/牝牡/禽獣/生熟/
廱疽/黍稷/翡翠/考妣/肥瘠/腹背/雌雄/頡頏/鯨鯢/鴛鴦
《人類誕生》
上下/昇降/古今/今昔/屈伸/伸縮/往来/俯仰/優劣/
先後/出入/同異/吉凶/利鈍/前後/加減/南北/安危/
厚薄/去来/取捨/左右/可否/増減/多寡/夙夜/夢現/
大小/男女/疎密/寒暑/幽明/強弱/単複/緩急/集散/
明暗/難易/曲直/東西/縦横/此彼/歩趨/出没/波濤/
深浅/消長/清濁/濃淡/長短/硬軟/精粗/断続/出納/
老若/表裏/軽重/遠近/進退/遐邇/隠見/高低/魂魄/昨今
《文明開化》
丁半/与奪/主客/乗降/乗除/甲乙/平仄/任免/雅俗/
貸借/偏旁/僧俗/公私/甲冑/利害/元利/添削/功罪/
労資/勤惰/勝負/将卒/尊卑/呂律/向背/名実/君臣/
商賈/問答/喜怒/悲喜/哀楽/哭泣/聾唖/因果/墳墓/
士女/士卒/売買/夫婦/奴婢/好悪/舅姑/姓氏/婚姻/
嫡庶/官民/虚実/貧富/寛厳/鰥寡/寿夭/老少/巫覡/
干支/興廃/慶弔/弛張/彼我/得失/損得/経営/心身/
愛憎/抑揚/授受/推挽/損益/成敗/文質/文武/文筆/
是非/晦朔/朝野/本末/栄辱/桎梏/棺椁/苦楽/歌謡/
款識/正邪/正誤/歩騎/殿最/沐浴/治乱/点滅/献酬/
王覇/琴瑟/甘苦/殺生/田畑/盛衰/科目/真偽/真仮/
真贋/規矩/碑碣/社稷/社寺/禍福/科白/稼穡/窮達/
窮通/管弦/経緯/繁簡/美醜/舳艫/衆寡/権衡/親疎/
音訓/毀誉/租庸調/貴賎/輪贏/送迎/往返/順逆/
都邑/邦国/都鄙/酬酢/長幼/開閉/閥閲/阡陌/隆替/
音韻/顛末/鬼神/黜陟
-----------------------------------------------------------
【書類名】 図面
【図4】
《宇宙論(宇宙発生・天地創造・天地開闢)》
000有無001理気002体用003終始004動静005剛柔
006冷熱007宇宙008内外009新旧010陰陽011正副
012水火013白黒014晦明015凹凸016方円017日月
018天地019霄壌020存亡021日夜022昼夜023朝夕
024日夕025旦夕026早晩027朝暮028盈虚029晴雨
030陰晴031浮沈032春秋033陸海034汐潮
《生命誕生》
035生死036死活037呑吐038殀寿039肥瘠040動植物
041呼吸042黍稷043本支044生熟045栄枯046禽獣
047腹背048首尾049廱疽050屎尿051雌雄052父母
053考妣054兄弟055昆弟056姉妹057伯叔058翡翠
059鴛鴦060頡頏061牝牡062鯨鯢
《人類誕生》
063魂魄064男女065寒暑066安危067明暗068断続
069此彼070同異071前後072左右073上下074縦横
075先後076昨今077古今078今昔079俯仰080屈伸
081進退082歩趨083昇降084緩急085出入086往来
087大小088曲直089長短090遐邇091遠近092厚薄
093硬軟094取捨095集散096出納097軽重098伸縮
099利鈍100優劣101強弱102加減103増減104多寡
105可否106清濁107濃淡108精粗109疎密110波濤
111深浅112隠見113表裏114夙夜115幽明116出没
117高低118去来119東西120南北121難易122消長
123吉凶124老若125夢現126単複
《文明開化》
127彼我128衆寡129聾唖130点滅131弛張132与奪
133得失134利害135殺生136喜怒137悲喜138哀楽
139苦楽140長幼141老少142寿夭143心身144因果
145哭泣146好悪147親疎148愛憎149甲乙150主客
151往返152送迎153酬酢154献酬155君臣156授受
157任免158栄辱159窮達160窮通161甘苦162隆替
163盛衰164尊卑165向背166功罪167桎梏168是非
169寛厳170成敗171公私172興廃173呂律174姓氏
175問答176正誤177毀誉178名実179本末180真仮
181真偽182顛末183順逆184虚実185正邪186禍福
187慶弔188規矩189棺椁190開閉191墳墓192鬼神
193社寺194巫覡195僧俗196沐浴197款識198偏旁
199碑碣200社稷201晦朔202干支203稼穡204田畑
205阡陌206経緯207舳艫208婚姻209夫婦210嫡庶
211鰥寡212舅姑213経営214勤惰215音韻216文筆
217添削218音訓219科白220科目221平仄222管弦
223琴瑟224抑揚225歌謡226美醜227雅俗228文質
229真贋230貧富231貴賎232都鄙233朝野234都邑
235邦国236王覇237士卒238甲冑239文武240士女
241殿最242将卒243歩騎244乗降245治乱246勝負
247輸贏248奴婢249閥閲250黜陟251丁半252権衡
253乗除254商賈255繁簡256推挽257損得258租庸調
259官民260売買261損益262貸借263元利264労資
---------------------------------------------------------
註 図面番号に関して、特許庁出願提出論文と若干の違いがあるが、HP掲載の便宜上変更したものであり、内容に関しての違いはない。