
言語は科学で羅列できる!
「言語は科学で羅列できる!」とは、どういう事か?
日本語の常用漢字には、有無、陸海、天地、宇宙、陸海という5つの対語があります
その5つの対語(対義語)を使って説明をします
また、意味は次のように、それぞれオーソドックスな意味で一定化(固定)します
・有無:あることないこと
・陸海:陸と海
・天地:天と地
・宇宙:すべての時間と空間
・理気:宇宙の生成されるべき根本の理とこれから生ずる気
すると、上記5つの対語(対義語)は科学の定説を根拠に次のように羅列ができます
1:有無 2:理気 3:宇宙 4:天地 5:陸海
何故でしょうか?どうしてでしょうか?
何故なら、物理の定説では天地、陸海が何もない無という状態が成り立ちます。量子力学(物理学)の定説では私たちの一般の常識とはかけ離れ、無という状態から物質が存在したと考えられております。つまり宇宙、天地、陸海が存在する以前に無という概念が成り立つということです。
少し難しいかも知れませんが、「ビックバン」という言葉を聞いたことがあるかと思います。宇宙は150億年前に無という状況から発生したという定説です。疑う人もかなりいるようですが、実際に「ビックバン」があったとする証拠として「宇宙マイクロウェーヴ背景放射」が提出されております。そしてそれを否定する有力な見解がまだないそうなので「ビックバン」は定説化しております。
つまりこの事は、一定の概念が発生した順序に羅列ができることを意味しています。即ち定義された言語を一定概念が発生した順序に自然法則を根拠に羅列せよという条件下では、宇宙、天地、陸海の前に有無が先に列べられることを意味しています。
ならば理気と有無はどうなのか?これは物理の世界で非常に難しい問題をはらんでいます。宇宙が成り立つには理が、即ち法則が必ず存在します。法則が宇宙を生んでいるといっても良いでしょう。無すら法則ではないかとする説すらあります。しかし、それを否定する有力な説があります。それは無という概念には理、即ち法則すら成り立たない「まったくの無」の状態があるとする説です。即ち理があるから無があるという状況を否定する「まったくの無」の状態があるという説です。それは理をも否定する故に、科学では無の概念のあとに理が存在すると結論せざるをえません。即ちこの事から有無の概念のあとに理気の概念を羅列せざるをえないと言うことです。
それでは有無の概念のあとに、残る4つの対語の何がくるのか?結論から先に言えば理気です。宇宙は何らかの法則で成り立っています。その法則を人間にわかりやすく説明づけたのが物理法則などの記号化された法則です。宇宙、天地、陸海は何らかの法則にのっとて成り立っているということです。この事は即ち、理気のあとに宇宙、天地、陸海が羅列できることを物語っています。
では、1:有無、2:理気の次に何がくるのか?陸海がくると考えてみましょう。陸海が形成されて宇宙が形成されたとすると、物理的に上手く説明ができません。陸と海を形成する空間と時間が既に存在していなければならないからです。時間と空間が先に形成されてから、その中に天地、陸海が形成されたとするなら物理的に説明がつきます。ですから、天地、陸海の前に宇宙が羅列できます。
更に話を進めましょう。天地と陸海はどうか?先と同じような考え方で、地が形成されていなければ陸海が形成されません。海は地の万有引力の法則により地に形成され、水のないところでは陸を形成したからです。その段階では気象学などで説明される法則で海は形成されたのも事実です。その場合もやはり地が先に存在していることが前提であるはずです。
よって、上記のように1:有無,2:理気,3:宇宙,4:天地,5:陸海の順に羅列ができるのです。
そしてその羅列に普遍性が見いだせるのなら、理論の定義により理論として成り立つことになるのです。詳しくは
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